Orange_3400’s diary

鉄道関係を中心に発信していきます

冬の北陸弾丸旅

2022年1月某日

 

残り三回分となった18きっぷを握りしめて最寄り駅へと向かい、乗り換えたりして東京駅に到着。今回は1人だ。

ホームに入線してきた列車はE231系のヤマ初期。品川の時点ですでに痛くなる硬い椅子に揺られる事2時間、三島に到着。f:id:Orange_3400:20230225163750j:image

乗り換えるは313系。噂に聞くオールロング魔の静岡が始まると思うとワクワクしてくる。しかし有難いことに乗車電は313系

三島時点では座る事が出来なかったが、沼津で乗客の半分が下車。海側のボックスを確保しそのまま静岡へ。

沼津を出てすぐ進行方向右側に富士山が。幸いに天気がすこぶるよかったので山頂の方まで雲ひとつかからずに見えた。

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海も山も見えなくなったあたりで静岡に到着。軽く走りつつも次の列車で浜松へ。

今度こそ正真正銘ロングシート。特に何もなく浜松に到着。

浜松からは新快速で名古屋を目指す。だんだんと雲が増えてきたあたりで名古屋に到着。

18きっぷに無効印を貰うのが好きなたちなので有人改札で少し並んだ後に出場。

大都会と言った感じの風貌を見せつけてくる駅前をUターンし再び改札内へ戻る。

次の列車は快速大垣行。恥ずかしながらこの時初めて名古屋と岐阜が近いと言う事を知りました。樽見鉄道の線路と水色の車体が見えて大垣到着。その後米原行きに乗車。関ヶ原あたりから雨雲が出てきて、積雪がでてくる。そんなこんなで米原到着。f:id:Orange_3400:20230225164020j:image

常温だった水が再び冷たくなるほど寒いホームで待つこと数分。やってきた223系に乗車。初めてのJR西の車両にワクワクしながら乗り込む。何故かほのかに懐かしいにおいを覚え日本海側へと向かう。

近江塩津で乗り換え。駅前には何もない。ここで初めてカメラを取り出す。

少々怖い

 

色々徘徊しながら次の列車を待つ。

近江塩津駅

特急サンダーバードと雪だるま

 

新快速

敦賀行きに乗車。トンネルも多くなりより一層峠感が増してくる。

敦賀到着後は改札をでてセブンで買い物、その後駅前の良く分からない写真を撮り福井行き列車に乗車。

今度のボックスは中国人の二人組と相席。気まずい中出でてはくぐるトンネルを眺めるうちにうたた寝。と言う事で福井駅に到着。

帰省からのUターンラッシュであろうか、人が思った以上に多い。駅前の名物の恐竜の写真を撮ったりして次の列車までの時間をつぶす。

寒波から数日たっていたので氷河期の感じはしなかった

恐竜と目が合った子どもが泣き叫ぶ

薬局の前にいそう

特急しらさぎ 金沢行

恐竜の県ってだけある

次に乗るのは521系の金沢行。席が埋まる程度の人を取り込みさらに北上する。

雪が増えたり減ったり、特急とすれ違ったり抜かされたりして課金欲が出てくる。だんだんと暗くなり見えなくなっていく車窓に空き始めた段階で金沢到着。

金沢と言えばの鼓門(だったはず)を撮影。やはり人が多い。手振れがひどい。小さな三脚が欲しい。

急いでホームへ戻り富山方面の列車へ。

後ろから座席を押される感覚が気持ち悪い。

やたら名前のかっこいい倶利伽羅を出るとトンネルの連続。耳がやられそう。

そして高岡に到着。燃料と国鉄のにおいが充満する駅だ。ここからは氷見線に乗車する。

タラコ

酔ってもおかしくない揺れを味わいつつ、エンジンの音と振動の心地よさに包まれ、暗闇の車窓の中で何かを見つけようと窓に夢中になる。

ぴょんぴょん跳ねる連結部分を眺めたりして氷見に到着。

ひっそりと佇むキハ40

なんだか寂しい氷見駅

氷見から折り返して高岡を目指す。

黒いうねりを上げて堤防にぶつかる日本海を眺める。昼はどんなに美しいのだろうか。

高岡からは急行型の413系に乗車。

413系

115と違いがよく分かりません。

国鉄型らしいモケットに腰がけ何も見えない窓を眺める。車内は結構静かであるが窓の外はとんでもない音がするのだろう。

富山駅 413系

富山到着後は先日テレビで見た環水公園を目指す。

公園まで歩いていき雪の降る中手すりにカメラを置いて写真を撮る。

デートスポットらしい

LRT 乗り方が分からないので今回はパス

ホテルへと向かい受付を済ませる。体温を測る機械で38℃を記録。気分を落としながらコンビニへと行き夕食を調達。もう一度図ると平熱。こもりすぎやしませんかね。

テレビを見るとその地元のCMが流れるのを見ると、遠くまで来たんだという気がする。

ホテルのアメニティにあるスポンジが結構使い心地よかった。

 

ー2日目ー

6時半起床

誰もいないフロントにある機械にカードを刺してホテルを後にする。

富山もスプリンクラーが多いので避けつつ駅に向かう。コンビニで朝に食べるパンを買い、駅でお土産を買う。駅員に高山線に乗るよしを伝えホームへ。

さすがに朝と言う事もあって結構利用者がおり、しぶしぶロングシートへ。

昨日乗ったキハ40よりも確実にうるさい。西富山の時点で雪国らしさを醸し出される。

途中でボックスをとり猪谷に到着。腰の高さを優に超える積雪。最初期の案ではここで野宿なんてのも冗談半分で考えていたが、実行していたら冗談では済まなかったであろう。

腰まで埋まるほどの駅名標

下車後数分でやって来た東海車に乗り込む。ここはロングと聞いていたがこの編成はクロスシートだった。

キハ25 313系そっくり

右に左にうねる宮川を写真に収めようと窓にくぎ付けになる。

なんかのダム

山間を走っていた列車も気付けば平野部にでていて、空も蒼く染まっていた。

陽が差す山々

結局乗っていた車両には私以外に1人しか乗ってこなかった。猪谷発車後1時間ほどして高山に到着。

ここで名古屋行のひだ号を見送りその後を追う美濃太田行に乗車。ここからはロングだ。

山の木々が緑を取り戻してきたが雪は依然多い。気動車らしい音を立てながら山と川沿いを走っていく。気づけば雲と雪がなくなっていた。

下呂駅で席がだいたい埋まる。

キハ85 特急ひだ号  下呂駅で行き違い

駅でもない所で特急との行き違いをしたりしつつゆっくりと足を進める。床下暖房熱すぎる。

そういう事で疲労困憊になりながら美濃太田到着。次来るときは特急で。

ここでもひだ号に追い抜かれる

次に乗車するのはキハ85の岐阜行

キハ85

ワンマンなので2両目が空いていた。

先ほどまでの車両とは違い313よりは固い、キハ110に似た感じの椅子である。

朝からまともなものを食べていなかったのでここにきて乗り物酔い。しっかりとものを食べないと死ぬと言う事をこの列車は伝えたかったのだろう。

岐阜に着いた後は名古屋へ。そのまま中央本線の211系に乗り換え鶴舞駅へ。

ちょっと撮影タイム

前々から撮りたかったEF64

その後は一旦名古屋に戻り昼食を調達。

313と211の併結がやって来たので意気揚々と313の方へ向かうもまさかの切り離し。上げて落とされる方が辛い。

211のロングに揺られ中津川に近づくにつれまた雪をかぶった山々が私の前に立ちはだかってくる。中津川到着。

中津川 ここで日没

コンビニで買ったサツマイモの蒸しパンを食べつつだんだんと暗くなる車窓に思いを巡らす。

寝落ちしていたようで気付けばもう塩尻。ハッとしてギリギリのところで下車。

E127 手持ちなのでぶれぶれ

高尾までの”快適”な旅を提供することで定評のある211系

ここからは211系に乗車。もう見たくない

本当にロングのある編成なんているのでしょうか。本を読んだりして時間をつぶす。

勝沼ぶどう郷の夜景がきれいであった。

甲府で人の流れがありそのまま大月到着。

よく見かけるオレンジの列車に乗り込み東京へ。

東京では東北の方へ行っていた友人と再会。後日話を聞くと私はなかなかにやつれていたそう。そりゃまともな飯食ってないですからね。

その後は最終の総武快速で千葉方面へ。

 

そんなこんなでこれと言ったハプニングもなく1泊2日の冬の北陸旅は幕を閉じました。

年末年始で2回旅に行きましたが、日没後の新規路線に乗るのは面白くないのででいるだけ控えようという結論。

キハ85は結局乗らずじまいになりそうです。写真取れたのでいいでしょうか。

以上です

(人''▽`)ありがとう☆